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トマト・キュウリ生産者、優れた栽培技術を共有~褒章授与式を開催しました~

2019年07月26日
 

神奈川県施設野菜組合連合会(事務局:JA全農かながわ)は7月2日、平成30年度通常総会および褒章授与式をJAグループ神奈川ビルで開催し、トマトやキュウリの生産者47人が出席しました。通常総会では、平成30年度事業報告や令和元年度事業計画に関する全ての議案が可決承認されました。

褒章授与式では、「第48回県施設野菜共進会 立毛の部・野菜の部」の受賞者に表彰状が渡されました。同共進会は、栽培成果などを競うことで生産者の意欲増進や栽培技術の向上につなげる場として毎年開催されています。特に優れた栽培管理がなされている圃場を選ぶ「立毛の部」では、武藤登美夫氏(トマト)が農林水産大臣賞に、色・艶・形など外観の美しさを競う「野菜の部」では深田和夫氏(キュウリ)や和田浩明氏(トマト)らが神奈川県知事賞に選ばれました。その他の主な受賞は別表のとおりです。武藤氏は「入賞を目標に努力を続けてきたので、高評価を得ることができてうれしい」と喜びの声をあげました。

審査員を代表して県農業技術センターの西田周史所長からは、「厳しい栽培環境によりトマトは黄化葉巻病など病害虫による被害が、キュウリは側枝の発生が例年より遅れるなどの影響を受けたものの、共進会では高品質なものが多く出品された。きめ細やかな栽培管理に努めてくれた生産者に敬意を払いたい」と話しました。このほか、県農業技術センターの職員が各受賞者の圃場をスライドで紹介し、品質や収量性の向上のための栽培ポイントを共有しました。