お知らせ一覧

2019農機展示会を開催~神奈川推奨型式に新たな機種を追加~

2019年09月03日

8月2~3日、「農業機械展示予約会」が平塚市内にあるJA全農かながわ田村事務所で開催されました。猛暑にも関わらず2日間で2031人が来場。多数の農機・資材メーカーが出展し、新技術の紹介や新製品の展示をした他、中古農機販売やミニ講習会の開催などでにぎわいを見せました。

会場入口隣のブースには、20種類の「JAグループ神奈川推奨型式」(※)指定農機が並び、多くの来場者が足を止めました。今年度、新たに追加された背負動噴は、新開発のノズルにより、10アールあたりわずか5Lの水量(従来と比べると約20分の1の水量)での除草剤散布を可能にします。訪れた生産者は「炎天下での散布作業は重労働。背負う水量の低減と時間の短縮が叶うのは魅力的」と話していました。

また、全農全国本部が取り組む共同購入トラクターの事前注文受付も実施。第2弾となる今回は、28から35馬力の中型クラスを開発要求しました。生産者のアンケートで捉えたニーズを基に開発し、来年2月までに事前申込の受付、7月以降に製品発表、10月に供給を開始する予定です。

農機自動車課は、今後もJAやメーカーと連携し、生産コスト低減に向けた取組みを進めるとともに、農業新技術の普及拡大と適正機械の導入を促進していきます。

(※)全農かながわとJAで協議し、本県において需要の高い小型~中型サイズ、同価格帯の中でも高性能で付属品が充実している製品を中心に選定したもの。全農かながわがメーカーから大量一括購入し製造と流通の効率化を図ることで、生産者に価格引き下げと注文後の即納供給を実現している。