「かながわ畜産フードコレクション２０１９」が１１月１７日、横浜赤レンガ倉庫で開催されました。かながわ畜産ブランド推進協議会が企画したもので、今年で７回目。県産の美味しい畜産フードを食べて知ってもらうことで、県内畜産業の理解醸成と消費拡大を図ります。
当日は天候にも恵まれ、県内外から約２万９千人が来場。県全域から生産者団体や飲食店など２７団体が出店し自慢のフードを振舞った他、家畜の展示やステージイベントなどで大いににぎわいを見せました。
ＪＡ全農かながわ畜産部も同イベントに出店し、県産銘柄豚「やまゆりポーク」の肉まんを販売しました。「神奈川で育った美味しい豚肉がたっぷり入っています」と来場者に呼びかけ、蒸したてホカホカの肉まんをＰＲしました。
生産者の一人は、「都市のイメージが強い神奈川で畜産業を一生懸命営む生産者がいることを知ってもらえたらうれしい」と期待を込め、来場者との交流を楽しみながらイベントを盛り上げていました。
この他会場中央の特設ブースでは、家畜伝染病「ＣＳＦ（豚コレラ）」の感染拡大による風評被害の予防策として、パネルの展示がありました。県職員は「人には感染せず、万が一感染した豚肉を食べても健康への影響はありません」と説明し、来場者に安全性をアピールしました。