6月26日、農産販売課はＪＡかながわ西湘管内の圃場にて、毎年恒例の食農教育イベント「田んぼの生き物調査」を開催しました。

　本イベントは県内産学校給食用米への理解を深めることが目的で、給食米が育つ田んぼで生き物を探しながら、田んぼや生き物の大切さを学びます。

　参加した３０名の親子は、気温30度以上の好天の中、泥だらけになりながら田んぼに生息する生き物を捕まえました。その後、捕まえた生き物は図鑑で調べ、該当する生き物と照らし合わせながらニホンアマガエルやマルタニシ、オタマジャクシなど20種類の生物を観察しました。

　県産米は、神奈川県学校給食会による地産地消の取り組みの中で学校給食に使用されています。本イベントは県産米の集荷を担うＪＡグループが「給食のお米はどこから来るのか」について発信し、給食利用者らと相互理解を深めるきっかけにもなっています。

　子どもたちからは「田んぼに入ると気持ちよかった！」、「たくさんの生き物を捕まえられて楽しかった！」と嬉しそうな声があがりました。