「水稲栽培にかかる説明会」 中後期除草剤の散布試験・トラクターの展示を行いました
2022年07月08日
農産部はJA横浜の協力のもと6月29日、横浜市青葉区の水田で水稲栽培にかかる研修会を開催しました。
水稲栽培時に、「初中期一発除草剤で抑えきれなかった後発雑草の対策に苦慮している」という生産者の声が開催のきっかけとなり、機械を使わず簡単に散布できる省力剤型「豆つぶ剤」による中後除草期(使用薬剤:ツイゲキ豆つぶ)の散布実演を行いました。併せて、令和4年5月より取り扱いをスタートしたトラクター・神奈川推奨型式モデルも展示しました。
展示されたトラクターは「関東6県JAグループスペシャルトラクター」として、関東6県本部が連携し、生産コスト低減を目的に発売されたモデル。地域性などを勘案して、全幅1.7m未満のロータリーで公道走行可能(小型特殊免許)、24馬力の仕様です。
当日は生産者9名が参加し、メーカー担当者が豆つぶ剤の特長を説明し、散布実演を見学。トラクターの展示では機能やメンテナンス方法の説明を受けました。
コロナ禍により農機展示会や生産者への説明機会が少なくなっていた中、参加者からは「新しい情報をもらえることはありがたい。今後も随時情報をつないでほしい。」と声が上がりました。