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やまゆり牛勉強会 3年ぶりの対面開催

2022年11月17日

生産・販売一体となった意見交換の場 苦境の改善へ


 JA全農かながわは10月24日、令和4年度第1回やまゆり牛勉強会を神奈川食肉センターで開催した。対面での勉強会は3年ぶりの開催で、やまゆり牛生産者6名のほか、JA東日本くみあい飼料株式会社、JA全農ミートフーズ株式会社が参加した。

 やまゆり牛はJA全農かながわが生産者協議会の事務局を務める県の銘柄牛で、県が認定する「かながわブランド」登録品でもある。勉強会では公益社団法人日本食肉格付協会による枝格付け講評、飼料改善の提案や販売会社による品質講評が行われた。


 やまゆり牛生産者協議会 桜井堯浩会長は「畜産情勢はコロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻、円安の影響で非常に厳しい状況が続いており、特に生産費用の高騰が顕著である。県内では酪農家の廃業が相次ぎ、そのうちにF1仔牛減少による肥育農家への影響も懸念される。生産者同士、また関係者との連携により、この難局を乗り越えていきたい。」と今後への意気込みを語った。