パイプハウス建て方研修会を実施
2022年11月17日
新規就農者の育成を目指して
農産部は10月31日、JAさがみと連携し、海老名市の神奈川県立かながわ農業アカデミーにてパイプハウス建て方研修会を開いた。同アカデミーは農業の担い手育成機関として、次代のかながわ農業の担い手育成を目指し、必要な知識や技術の習得を支援している。当日は同アカデミーに在籍する学生58名が参加した。
研修会では農産部職員が講師となり、パイプハウスの建て方手順・作業時の注意点について説明を行った他、気象災害に対するパイプハウスの対策・対応方法や過去に被害があった状況などについても座学を行った。その後、同アカデミーの圃場で、各種工具の使い方や部材の名称を確認しながら、パイプハウスの地取り作業やパイプの施行、フィルム展張などの実習を行った。
参加した学生は「パイプハウスの土台となる骨組みを水平にする作業は、資料だけ見ても理解するのが難しい。実際に一から建てる作業を経験出来てありがたい。」と話した。
同部ではこうした支援のほか、昨年度より同アカデミー学生を対象に、農業経営を行う上での、JA経済事業を含む流通、販売戦略について、理解促進を図るための講義を行っている。