第40回全農酪農経営体験発表会 福田牧場(川崎市)が優秀賞&審査員特別賞受賞
2022年12月21日
地域酪農を守る“移動動物園” 高く評価される
11月25日、東京大手町の日経ホールにて「第40回全農酪農経営体験発表会」が開催され、全国から選出された6人の酪農家が一堂に会し、自身の酪農経営についてそれぞれ発表を行いました。
本県代表として選ばれた川崎市の福田牧場(代表:福田努氏)は『大都会のうしやさん 福田牧場ここにあり ~都市化の波の中で家業を守る~』と題して政令指定都市で唯一の酪農家となった自身の経営と酪農に対する想いを語りました。
福田牧場は、川崎市でも住宅が立ち並ぶ地域にあり、酪農は2代目です。その牧場の周囲環境やたい肥処理法は審査員や会場の来場者を驚かせました。加えて、移動動物園という手法を使って、地域に家畜や酪農の意義を理解してもらうことで都市酪農を守ってきたことが高く評価されました。結果、本県の出場者として初めて審査員特別賞を受賞しました。