お知らせ一覧

「やまゆりポーク」生産者が食育教室を実施しました

2022年12月26日

小学生が養豚への理解を深める

 やまゆりポーク生産者協議会は11月から12月にかけて、相模原市立藤野小学校、藤沢市立小糸小学校、平塚市立勝原小学校にて「やまゆりポーク」に関する食育授業を実施し、のべ146人の児童が参加しました。

 同協議会による取組みは2010年から毎年続けており、子どもを対象にかながわブランド登録品である「やまゆりポーク」と養豚への理解を深めてもらうことが目的です。授業ではやまゆりポーク生産者、県畜産技術センターやJA全農かながわの職員らが講師を務め、畜産の基礎的な知識や「やまゆりポーク」のこだわりの飼育法などを伝えました。

 授業で畜産は勉強するものの、生産現場の話は子どもたちにとって新鮮だったようで、質問の時間では、「父豚、母豚は役目を終えるとどうなるの?」「なぜ同じ餌を食べ続けられるの?」など率直な疑問が投げかけられました。「知らないことが沢山。お話を聞けてよかった」「お肉は私たちが口にするまでに時間がかかっていることが心に残った」といった感想も挙がりました。

 また、同協議会は各小学校へ「やまゆりポーク」を寄贈。寄贈した肉は給食の時間に振る舞われ、子どもたちはおいしそうに完食しました。

 講師役を務めた(有)武相養豚 安西雄次さんは、「生きていくために必要だからこそ、家畜のいのちや食べ物を大切に食べてほしい」と授業を締めくくりました。