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川崎市にて「わくわくモーモースクール」が開講されました

2022年12月27日

牛をみて、さわって 子どもたちが酪農を知る

 12月16日、川崎市にある幸町小学校で「わくわくモーモースクール」が開かれました。
県内の酪農家が推進委員を務める神奈川県酪農教育ファーム推進委員会が主催で、小学生に酪農への理解を深めてもらうことが目的です。

 牛4頭を学校に運びこみ、酪農家、県職員、県酪連、乳業メーカー、全農かながわがスタッフとして教室の運営を行いました。
子どもたちは搾乳や仔牛とのふれあい、バターづくりを体験したほか、牛の体のひみつや牧場の仕事、牛乳が工場でつくられる工程を学習。午前中で全校児童がローテーションで学習する盛り沢山の内容でした。

 また、当日の給食には牛乳と牛乳料理が並び、より一層子どもたちは牛乳を毎日飲もうという意識が生まれたようです。

 牛を見たり触れたりすることの少ない子どもたちにとっては、運ばれた牛をみて、触って体温を感じることは非常に新鮮で、「目を輝かせている子どもたちの様子が感動的だ」と運営に関わったスタッフは話します。酪農家自身も自らの生業の意義を認識させられ、頑張ろうという元気をもらったようでした。