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県オリジナル品種「かなこまち」 黒岩知事に贈呈しました

2023年01月25日

すぐれた糖酸バランス 知事も絶賛

 神奈川県いちご組合連合会は1月18日、県庁にて県オリジナル品種「かなこまち」を黒岩祐治神奈川県知事に贈呈しました。知事はじめ、多くの県民に「かなこまち」を知ってもらいたいという想いから実現したたものです。

 「かなこまち」は他県との差別化を図るため、神奈川県農業技術センターが育成したイチゴの品種です。「紅ほっぺ」と「やよいまち」を交配して2014年度に育成、2020年9月2日に品種登録を出願し、同年12月21日に出願公表されました。高い糖度、酸味と甘味のよいバランス、2L~3Lの割合が多く大粒であることが特長で、「神奈川生まれの美しくておいしいイチゴ」という想いから名前がつけられました。

 贈呈時には試食も行い、黒岩知事は「香りがすごい。甘さと酸っぱさも丁度いい」と感想をいただきました。

 同連合会 澤地正典会長は「各県品種を開発している中、神奈川県でも独自の品種を作っていただいたことはありがたいことだと感じている。これからも大切に育てていきたい」と今後の意気込みを話しました。