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「農機展示予約会」を実施しました

2023年02月27日

脱炭素に向けバッテリー式農機の展示も

2月3日・4日の2日間、JAグループとJA全農かながわ、農機指導員協議会の共催で、「農業機械展示予約会」が開催されました。
農機・資材メーカーを中心に約40社が出展。2日間で1,288人の来場者数を記録しました。

本展示会は、コロナ禍でしばらく開催を見送っていましたが「農業機械は実物を見てから買いたい」という組合員の要望もあり、マスクの着用、受付時の手指消毒などの感染症対策を講じた上で、今年度夏から再開しています。

会場入口隣のブースには、全国1万人以上の声を反映させて開発した「共同購入中型トラクター」や令和4年5月より取り扱いを開始した「関東6県JAグループスペシャルトラクター」が並び、来場者は試乗したりメーカー担当者の話を聞いたりすることで、性能について確認しました。
その他、神奈川の農業に見合った機種の一括購入により低価格を実現した「JAグループ神奈川推奨型式」にも注目が集まりました。

また、今回はみどりの食料システム戦略や燃料価格高騰を受け、省エネルギーや脱炭素など環境配慮も意識した展示が多く見受けられました。電動農機具コーナーでは、バッテリー式のチェーンソーや刈払機、運搬車などが関心を集めました。

農機・自動車課は「原料価格の高騰や輸送コストの上昇など生産環境は一段と厳しさを増しているが、一度に異なるメーカーで比較ができるこの機会を生かし、組合員のニーズに合わせた農機の推進をしていきたい。」と話しました。