「施設連研修会」を開催しました
2023年02月28日
3年ぶりの開催 交流再開のきっかけも目指す
神奈川県施設野菜組合連合会(事務局:JA全農かながわ農産総合課)は2月6日、神奈川県農業技術センターで「神奈川県施設野菜組合研修会」を3年ぶりに開催しました。本研修会は、施設野菜生産者の生産技術の向上および、経営の安定を目的としており、生産者とJA職員など63人が出席しました。
研修会では、3つの講演が実施されました。県農業技術センターは「施設園芸の省エネルギー技術について」「施設花きの省エネルギーについて」と題し、農林水産省が作成した「省エネルギーマニュアル」や、今すぐにできる省エネルギー対策、施設花きにおける日没後昇温処理 (EOD-Heating)の効果を紹介しました。ネポン株式会社は「暖房システムによる省エネルギー技術について」と題し、暖房機のメンテナンス方法や効率的な暖房方法、また代替技術の開発状況といった最新事情を説明しました。
会場の一角では展着剤や梱包資材、花粉交配用ミツバチの説明資料などが展示され、生産者はメーカー担当者から説明を受ける様子が見られました。
神奈川県施設野菜組合連合会 小菅信一会長は「コロナ禍前と同じぐらいの参加者に集まってもらえました。今後の顔を合わせる機会を作り、情報を持ち寄って意見交換をするきっかけにしていければ」と話しました。