県と連携し生産者と実需者を結ぶ　３年ぶりの試食も

　ＪＡグループ神奈川と神奈川県が共催する「かながわ農林水産品マッチング商談会」が１月１９日、藤沢商工会館ミナパークで行われました。生産者やＪＡ、全農など３１団体が出展し、湘南ゴールドや、茅ヶ崎のトルコナスなど神奈川ならではの特産品７７品目を、小売業者や宿泊業者にアピールしました。

　今回で６回目を迎えた同商談会は、県内の農業生産者や加工事業者と、県内実需者を結ぶことで、地産地消の推進や農家の所得向上を目的に行われています。

　当日は感染症対策により来場者を制限するため、事前予約制とし、小売業者やホテル、食品加工業者など１５組が来場しました。
近年は新型コロナウイルスの影響により、試食をしながらの商談ができませんでしたが、今年度は３年振りに試食も併せた商談が可能となりました。出展者は小分けした自慢の商品を実需者に提供しながら商品の魅力をＰＲ。実需者は利用シーンを共有しながら、商品の特徴や旬の時期について質問をして情報交換や商談を行いました。

　出展したＪＡ全農かながわ中央ベジフルセンター職員は「出展者とバイヤーの双方にとって貴重な情報交換の場であり、新規取引の開拓に繋がる良い機会になりました。引き続き実需者のニーズに沿った商品提案に取り組み、神奈川県産品目の魅力を高めていきたいです。」と商談会参加の意義を話しました。