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ICTトラクター実演会を実施しました

2025年09月10日

自動操舵システム導入で農作業負担軽減へ

 JA全農かながわ東部農機センターみなみセンターは8月27日、JA横浜と連携し、JA横浜管内のほ場でICTトラクターの実演会を開催しました。組合員とJA職員のスマート農業への知見向上を目的としており、JA職員やメーカー担当者など19人が参加しました。

 実演会では、()トプコンの自動操舵システム「Value LineXC/XR-1を搭載した()クボタのトラクターを紹介。メーカー担当者がトラクターの特長を説明した後、参加者が試乗し、畝立ての体験を通し性能を確かめました。同システムは、現に使用している農機具に後付けができるため、導入コストを抑えることが可能です。また、直進作業が補助されるなど経験の浅い人でも操縦しやすく、正確な作業ができます。

 スマート農機は、さまざまな場面での活用が期待され進展しています。普及が進めば、労力軽減や省力化に繋がるほか、新規就農者など経験が浅い人でも高精度の作業が可能となり、持続可能な農業の実現を目指すことができます。

 試乗した参加者は「初めてトラクターに乗ったが、簡単に畝立てができた。直進作業が補助されるので、経験が浅くても均一に畝立てをすることができた」と感想を話しました。