えひめの食

温州みかん 生産者の紹介

温州みかん(八幡浜市川上町)

生産地

八幡浜市川上町

協力生産者

JAにしうわ 宇都宮 敬さん

川上町の海に面した段々畑で、宇都宮さんはお父様と一緒に温州みかんを2ha栽培しています。川上のみかんがおいしい理由、それはもちろん3つの太陽(太陽光・海からの反射光・石垣からの反射光)、他には海と山が近いため、浜風に含まれる塩分がおいしくしてくれるそうです。今年(平成25年)は夏季に雨が少なく日照時間が長かったため、例年より小ぶりですが、糖度が高く「こく」のあるみかんができました。
宇都宮さんは、小学生の頃からみかんの収穫や選別の手伝いをしていました。父親の背中を見て、こうなったらいいなという意識が芽生え、高校生の時、みかん農家を継ごうと就農を決意。地元が好きで地元で仕事をしたいという気持ちも後押しし、高校卒業と同時に就農しました。お父様と一緒にみかん作りをしていますが、知識が増えてくるとやりたい事がでてきて、考え方の違いから衝突することも。そういう時は、任せてもらい、結果をだして評価してもらうそうです。
農業の魅力は、代々引き継がれたものを続けていくこと。それが、川上の名前や味を守る事に繋がっていくと宇都宮さん。みかん作りの先輩に言われた「(何もしなくても)“できたみかん”ではなく(手間暇かけて)“つくったみかん”をつくれ」という言葉を胸に、努力をしていきたいと、熱い思いを語ってくれました。

2013年11月15日放送

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