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「侍BEEF元就」に舌鼓 メキシコ文化交流ガラディナーで提供

2018年05月14日

▲「元就」を使ったメキシコ料理を味わいながら談笑する湯﨑知事(中)とグアナファト州政府日本代表のロドルフォ・ゴンザレス氏(右)ら


 

JA全農ひろしまや広島県では、広島和牛のブランド化による価値向上と普及拡大に取り組んでいます。2018年5月7日、県が友好提携を締結しているメキシコ・グアナファト州との交流事業の一環で開かれた「グアナファト料理ガラディナー」で、広島血統に着目した和牛ブランド「元就」がメイン料理の食材に使用され、好評を博しました。

 

「ガラディナー」は特別な日のディナーのことで、同日は著名なメキシコ人シェフ3人とコンクールで優秀な成績を収めた若手和食料理人が料理を担当。メキシコ料理と広島県産食材のコラボレーションで、湯﨑英彦知事をはじめ参加者を楽しませました。「元就」はグアナファト州の伝統的な方法で焼肉にしてソースをかけた『広島和牛「侍BEEF元就」ボラッチャソースかけ』として提供。料理したメキシコ人シェフ、ファン・エミリオ・ヴィジャセニョールさんは「メキシコでも和牛は人気があるが、元就はうまみが抜群です。自分の店でも是非使いたいです」と太鼓判を押しました。

 

「侍BEEF元就」はインバウンド需要を取り込む環境整備の一環として、2016年に登録した商標。観光地への供給のほか、将来的には輸出商品への使用も視野に入れています。

 

全農ひろしま畜産課の渡部栄治担当は「元就がこのような場で提供されることは、“広島和牛元就”として国内外に広く発信する機会になります。広島県の観光振興施策と連携を図りながら引き続き販路拡大に取組み、生産振興につなげたいです」と強調しました。

 

▲提供された『広島和牛「侍BEEF元就」ボラッチャソースかけ』


 

▲アトラクションとして、伝統的な踊りや音楽が披露され、会場は盛り上がりました