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産地と量販店、消費者を結ぶ「JAの結び米」 田植え産地交流会

2018年05月17日

▲苗を1株ずつ丁寧に植える親子


 

▲元気な声で「豊栄産こしひかり大好き~!」


 

(株)イズミとJA広島中央、JA全農ひろしまは2018年5月6日、東広島市豊栄町の農事組合法人グリーン8吉原西の田んぼで田植え産地交流会を開きました。産地と量販店、食卓を結ぶ「JAの結び米」の取組みから生まれた商品「豊栄産こしひかり」「豊栄産あきろまん」を購入して応募した11組41人の家族が参加。田植えとサツマイモの植え付けを行いました。同交流会は今年で8年目となり、生産者から消費者までのつながりを深める場になっています。

 

同法人の佐藤憲明組合長が参加者に「豊栄町は朝晩の気温差が大きく、美味しいお米が育つ」と説明。JA職員が苗の植え方を説明したあと、参加者は素足で田んぼに入って1株ずつ丁寧に植えていました。作業後には、グリーン8吉原西婦人部が同地域のお米や卵を使用した名物「へそ丼」とイノシシ汁の昼食を用意。参加者はどんぶりいっぱいのご飯をほおばりました。

 

広島市西区から家族で参加した松浦聖子さんは「自分たちが普段食べているお米のでき方を知ることができ、子どもにとって良い機会だと思います」と話し、娘の東子ちゃん(小1)は「田んぼの中は泥がヌルヌルしていたけど、一生懸命植えました」と笑顔でした。

 

佐藤組合長は「産地交流会は子どもたちの経験になるうえ、豊栄のお米を購入してもらえるきっかけになります」と、交流会を継続する理由を話します。

JA全農ひろしま米穀販売課は「自分で田植え作業をした後に食べるお米は格別に味が違ったはずです。その体験を忘れず、普段からお米を味わってほしいです」と期待をこめました。

 

今回植えた苗は、9月9日に稲刈り産地交流会を開いて刈り取る予定です。

 

▲丼いっぱいのごはんに地元産の卵と卵かけ醤油、食べるラー油をのせて「へそ丼」を作りました