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伝統芸能の継承を支援 「JAの結び米」特別栽培米あきろまんの取組み

2018年05月17日

▲支援金贈呈式で記念撮影する(前列右から)壬生の花田植保存会・藤本会長、千代田地域法人協議会・前末会長、JA広島北部・小田代表理事専務、JA全農ひろしま米穀部・大石部長、同米穀販売課・池田課長


 

JA全農ひろしまでは県内JAと連携し、お米の産地と消費者を結びつける「JAの結び米」プロジェクトに取組んでいます。そのうちJA広島北部管内で生産する「特別栽培米あきろまん」は、産地である山県郡北広島町千代田地域の伝統芸能でユネスコの世界無形文化遺産にも登録されている「壬生の花田植」をパッケージに採用し、売上の一部を壬生の花田植保存会へ寄付することで継続・継承に協力しています。2018年4月28日に同JAの千代田支店で行われた「春いちばん夢来まつり」のステージイベントで今年度の支援金贈呈式を行いました。

 

同商品は、千代田地域で農業、環境、文化などを守る活動をする千代田地域法人協議会が栽培したあきろまんを使用。農薬や化学肥料の使用を慣行栽培の半分以下に抑えて栽培し、広島市内の量販店で販売しています。

 

贈呈式では、法人協議会の前末英明会長が、保存会の藤本隆幸会長へ支援金を手渡しました。前末会長は「地域の特性を生かした活力ある農業振興と地域農業の確立を目指して、農家一丸となって取り組みます」と強調。支援金を受け取った藤本会長は「日頃の皆様からの支援を大変嬉しく思います。支援を機に一層、後継者育成に力を入れていきます」と応えました。

 

JA全農ひろしま米穀販売課では、今後も様々な形で『JAの結び米』の取り組みをすすめ、産地の想いが消費者に伝わる関係づくりにつなげていきます。

 

▲保存会の藤本会長(右)へ支援金を手渡す、協議会の前末会長


 

▲会場では、「特別栽培米あきろまん」等のお米のすくいどりも実施しました


 

▲会場には地元の生産者による屋台が並び、賑わいました