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食育に役立てて とれたて元気市が親子農業体験

2018年05月23日

▲協力してサツマイモの苗を植え付ける親子


 

JA全農ひろしまの直売所、JA交流ひろばとれたて元気市は2018年5月19日、JA西日本営農技術センター(東広島市河内町)で親子農業体験を開きました。10組41人の親子が参加し、サツマイモの植え付けとアスパラガスなどの収穫を体験。収穫した野菜はお土産として持ち帰り、家庭で食卓に並べることで食育に役立ててもらいます。

 

同直売所は「地産地消実践の場」として、生産者と消費者が交流する場の提供や消費者に農業への理解を深めてもらう企画に取り組んでいます。親子農業体験は2017年度に5月と10月の2回行い、好評を得たため今年度も企画しました。

 

当日は全農ひろしまの職員がサツマイモ苗の植え方を説明したあと、1組につき30本の苗を植え付けました。植えた畝には名前を書いた立札を立て、収穫時に自分たちが植えた芋が分かるようにしました。アスパラガス、玉ねぎ、ミニトマトの収穫体験も実施し、親子で協力しながら賑やかに作業していました。また体験の合間には、会場である営農技術センターの様々な圃場において、生産技術に関する試験を行っていることも紹介しました。

 

東広島市高屋町の山崎あやさんは最近まで広島市内に住んでいて、同直売所の張り紙で企画を知り家族4人で参加。「子供の経験になるので、JAの農業体験企画はありがたいです。子供も楽しそうでした」と充実した表情で話しておられました。娘のまなさんは「サツマイモの収穫が楽しみ」と笑顔でした。

 

全農ひろしま直販課の藤田佳洋課長は「野菜がどのように生産されるか伝えることで、生産者と消費者をつないでいきたいと考えています。また、イベントを通じてJAを身近に感じてもらえればよいと思います」と期待をこめました。

 

今後は9月中下旬に収穫体験を開き、植え付けたサツマイモを収穫する予定です。

 

▲お父さんと一緒にアスパラガスを収穫!


 

▲玉ねぎを力いっぱい引っ張ります・・・!


 

▲ミニトマトを収穫。その場でとれたても味わいました!