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ブランド確立と肥育農家の技術向上へ ひろしま牛枝肉研究会

2018年07月04日

JA全農ひろしまは2018年6月26日、広島市中央卸売市場食肉市場で県内のJA系統肥育農家が参加する「ひろしま牛枝肉研究会」を開きました。ひろしま牛のブランド確立と枝肉の肉質向上による肥育経営の安定化・技術の確立を目的に、毎年2回行っています。



県内各地の生産者が、黒毛和種去勢牛・雌牛計10頭を出品し、全農ひろしま職員が格付等級・BMSナンバー・BCSナンバー・ロースの芯面積・バラの厚さに基づいて順位を決定しました。金賞を受賞したJA福山市の高岡勝己さん(62)は、「1年ぶりに参加しました。農家同士で情報交換をする場にもなっていて、技術の向上に繫がります」と話します。各入賞者には、JA西日本くみあい飼料株式会社から全農ひろしまを通じて褒賞が贈られました。



審査後には出品農家を対象に、枝肉情勢・肥育情勢・畜産情勢に関する勉強会も行い、枝肉相場における単価の上昇や、JA東日本くみあい飼料株式会社の社員による講演会などが行われました。全農ひろしま畜産課の奥畠一哉課長は、「この枝肉研究会が少しでも肥育農家の経営に役立てば嬉しいです。良い牛を育てる意欲の向上にも繫がります」と強調しました。

▲出品牛の枝肉を確認する生産者

▲研修会の様子