第17回ひろしま・ライスクッキング・コンテストが開催されました
2018年11月13日
JAグループ広島は「第17回ひろしま・ライスクッキング・コンテスト」を2018年11月3日(土)に比治山大学で開きました。
このコンテストは、お米を使用した料理を創作することにより、お米を中心とした日本型食生活の良さを見直し、食と農への理解を深めてもらうことを目的に、(公社)広島県栄養士会・広島県教育委員会・広島市教育委員会等の後援のもと、毎年開催しています。
今年のテーマは、『美味しさ まるごと いただきます!「野菜たっぷり ヘルシーごはん』。
家族が元気で毎日を過ごすために『野菜』の摂取にスポットを当て、野菜の芯や皮、葉などを無駄なく使った一汁三菜の献立を募集しました。
県内の中学・高校41校から3,159名の応募をいただき、その中から選ばれた18名が第2次審査(実技審査)に臨みました。
参加した学生は、それぞれの野菜を使用した炒め物、和え物、汁物など工夫を凝らした調理を制限時間60分で完成させて、出来上がったメニューがズラリとならびました。
審査員を目の前にして料理をする緊張感の中で、参加された皆さんは味はもちろん、目でも美味しくいただけるように、彩りや盛り付けにこだわって作品を仕上げていました。
審査は、「健康」「アイデア」「美味しさ」「簡便性」「地産地消」の5つの項目をもとに8人の審査員が採点し、調理方法・盛り付け・味付けなど厳正に審査を行いました。
JA全農ひろしま賞を受賞した、広島大学付属中学校3年生の河島都羽くんは『夏バテ知らずの夏茶漬け』として、若鶏を使用した胡麻包み冷やし茶漬け、もやしと人参のナムル、豆苗のゆかりあえ、冷奴のオクラのせの5品を完成させました。「1次審査を通過した後、家で何度も調理を練習した。制限時間内で調理することはもちろん、美味しくなるよう下味にも心がけた。今日は鶏肉に胡麻をまぶすところで苦労したが、特別賞が取れて驚いている。」と受賞の喜びを語ってくれました。
当県本部からは、食材としてお米「恋の予感」を提供しました。また、JA全農ひろしま賞の副賞として「特別栽培米こしひかり・あきろまん各5kg」を、参加者全員に「カープ応援米2kg」を贈呈し、コンテストを盛り上げました。
これからも、全農ひろしまは生産者と消費者を安心で結ぶ懸け橋となるよう、地産地消推進に向けて積極的に取り組んでまいります。
◆JAグループ広島賞
広島県立安古市高校1年生 原 萌々花さん
『減らそうみんなで廃棄率!無駄なく作るエコランチ』
◆JA全農ひろしま賞
広島大学付属中学校3年生 河島 都羽くん
『夏バテ知らずの夏茶漬け』