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米作りを身近に体験 “バケツ稲”でスーパーと連携

2019年05月22日

フジグラン東広島(東広島市)とJA全農ひろしまは共同で5月19日、バケツで稲を栽培する「バケツ稲」を来店客に体験してもらう企画を行いました。今年で2回目となる同企画には、店舗サービスカウンターで応募した38人の子どもが参加。店頭でバケツへの「田植え」を行い、植えた苗を店内に設置。植えた稲の生育を観察してもらうことで食育につなげることを目的としています。

 

「きみにもできる!お米づくり!!」と題し、小学生以下の子供を対象に実施。参加者は思い思いの絵を描いたバケツに土と水、肥料を入れ、全農ひろしま職員の説明を受けながら「広島県産あきさかり」の苗を植えました。バケツ稲は店舗入り口前に並べ、生育の様子を自由に観察できるようにしています。また、店内レジ前にバケツ稲の写真を定期的に掲示し、他の来店客にも取り組みを紹介します。

 

同市黒瀬町から参加した海野佑依ちゃん(6)は「初めて田植えをして楽しかったです。お家でもやってみたい」と笑顔でした。母親の明日香さん(33)は「娘と一緒に初めて田植えをしました。自分たちが植えた苗がどう成長していくかを見るのが楽しみです」と話していました。

 

フジグラン東広島店長の高橋慶浩さん(49)は「来店客から問い合わせも複数あるほどの好評企画なので、昨年に引き続き実施しました。地域に根ざした参画型の企画として、また食育の一環として、子どもたちと一緒に自然に触れ合うことができました。稲刈りまでしっかり成長を見守っていきます」と話しました。

 

全農ひろしま米穀販売課は「自分が植えた苗がどう成長していくか観察することで米作りをより身近に感じ、興味をもってもらいたいです。そしてたくさんお米を食べてほしいです」と力を込めました。

 

バケツ稲は店舗が管理し、9月には稲刈り体験を行う予定です。

 

▲真剣な表情でバケツに苗を植えています。


▲おいしいお米になあれ~!


▲植えたバケツ稲の成長を見守っていきます。