ブランド確立と肥育農家の技術向上へ ひろしま牛枝肉研究会
2019年07月03日
JA全農ひろしまは2019年6月25日、広島市中央卸売市場食肉市場で県内のJA系統肥育農家が参加する「ひろしま牛枝肉研究会」を開きました。ひろしま牛のブランド確立と枝肉の肉質向上による肥育経営の安定化・技術の確立を目的に、毎年2回行っています。
県内各地の生産者が、黒毛和種去勢牛7頭・雌牛4頭の11頭を出品し、全農ひろしま職員が格付等級・脂肪交雑(BMS)ナンバー・肉色(BCS)ナンバー・ロース芯の面積・バラの厚さに基づいて順位を決定しました。金賞を受賞したのはJA庄原市の(株)ひば高原田中牧場。田中さんは本勉強会では多数金賞の実績があり、今回で3年連続の受賞。各入賞者には、JA西日本くみあい飼料株式会社から全農ひろしまを通じて褒賞が贈られました。
審査後には出品農家を対象に、飼料情勢と肉牛情勢・畜産情勢に加え、食品の安全性を消費者へ提示する一つの基準となる「農場HACCPの必要性と基礎知識」の講演を、株式会社アスコの二村直史氏が行いました。農場HACCP取得への道のりは長いですが、経営や成績の改善にも繋がることからメリットは大きいと言えます。
全農ひろしま畜産課の奥畠一哉課長は、「この枝肉研究会が少しでも肥育農家の経営に役立てば嬉しいです。良い牛を育てる意欲の向上にも繫がります」と強調しました。
県内各地の生産者が、黒毛和種去勢牛7頭・雌牛4頭の11頭を出品し、全農ひろしま職員が格付等級・脂肪交雑(BMS)ナンバー・肉色(BCS)ナンバー・ロース芯の面積・バラの厚さに基づいて順位を決定しました。金賞を受賞したのはJA庄原市の(株)ひば高原田中牧場。田中さんは本勉強会では多数金賞の実績があり、今回で3年連続の受賞。各入賞者には、JA西日本くみあい飼料株式会社から全農ひろしまを通じて褒賞が贈られました。
審査後には出品農家を対象に、飼料情勢と肉牛情勢・畜産情勢に加え、食品の安全性を消費者へ提示する一つの基準となる「農場HACCPの必要性と基礎知識」の講演を、株式会社アスコの二村直史氏が行いました。農場HACCP取得への道のりは長いですが、経営や成績の改善にも繋がることからメリットは大きいと言えます。
全農ひろしま畜産課の奥畠一哉課長は、「この枝肉研究会が少しでも肥育農家の経営に役立てば嬉しいです。良い牛を育てる意欲の向上にも繫がります」と強調しました。