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よく噛んで「地産地消」ひろしま給食100万食プロジェクト表彰式

2019年10月11日

広島県教育委員会では学校・家庭・地域が一体となった食育を推進するため、2013年から「ひろしま給食100万食プロジェクト」を実施。広島らしさを生かした給食メニューの募集と開発を行っています。今年度は、「よく噛める」ことを審査基準に追加。小・中学生を中心に5,608点の応募があり、5つのメニューが選ばれました。JA広島中央会、JA全農ひろしまも食育の推進・地産地消を広める一環として協賛。優秀レシピの選定を行うとともに、特別賞を選定しました。10月9日には県庁で表彰式を行い、受賞した子どもたちは緊張しながら賞状と副賞を受け取りました。

 

最優秀レシピ賞には、府中市立府中学園第7学年の前原青依さんの「噛みってる!GoGo炒め」が選ばれました。噛み応えのあるごぼうや豚肉、広島県産の食材を多く使用したレシピであることが受賞の決め手となりました。さらに、前原さんは昨年の西日本豪雨災害の際、こんにゃく農家の手伝いをしたことからレシピにこんにゃくを取り入れたといいます。また、最優秀キャッチコピー賞には、竹原市立東野小学校第4学年の三好亜季さんの「よくかんで 笑顔で食べよう ひろしま給食」が選ばれました。

 

特別賞として全農ひろしまは、広島市立翠町小学校第3学年の森重日向さんと母の聖子さんが考案した「えのきごはんde広島風チリコンカン」を選び、副賞として、全農ひろしまの資源循環型ブランド「3-R(さん・あーる)」の「大朝こしひかり」と味付け海苔のセットを送りました。受賞した森重さん親子は「よく噛めることと、広島の食材をたくさん使うことを心がけて考えました。受賞できてすごくうれしい」と話しました。

 

今回選定された「ひろしま給食」メニューは、県内の給食実施校のほか、県内の一部スーパーや、高速道路内のレストランなどでも提供される予定です。

 

▲平川教育長から賞状を受け取り、嬉しそうな受賞者の皆さん


▲特別賞を受賞した森重さん親子。JA全農ひろしまから県産米3kgと味付海苔のセットを贈りました。