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LPガスの光合成促進機導入 全農ひろしま 普及展開

2019年11月27日

JA全農ひろしまは、2012年からLPガスを熱源とする光合成促進機の利用促進に取り組んでいます。ハウス内でLPガスを燃焼させ二酸化炭素を施用することで、農産物の光合成を促し、収量と品質の向上を目指します。

 

全農ひろしま燃料課では、光合成促進機の導入促進策として、JA等を経由して生産者に1年間無償で貸し出しを行う取り組みを実施しています。効果を実感してもらい、県内の普及拡大につなげることが狙いです。JAの営農指導員等との連携や、ガス専門部門による安全・安心なサポートも保証されており、取り入れやすいことも特徴です。

 

今回同キャンペーンを利用し、広島市でトマトを栽培する「Farm Takeuchi(代表:武内誠氏)」での導入が決定しました。これまでのところ県内合計で85台の導入実績となりました。今後は、県内のトマト生産者内での普及が期待されます。

 

全農ひろしま燃料課の岡崎雄児担当は「初期投資を緩和できる支援策により、新規導入のハードルを下げることができます。他県と比べ、普及率の低い光合成促進機の導入を支援したいです。生産者の皆様に効果を実感していただき、生産性向上の手助けをしていきたいです」と力を込めます。

 

▲生産者に説明をする職員