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「JAグループ 担い手アグリサミット」を開催しました

2020年11月05日

JA全農(中四国営農資材事業所、広島県本部)は2020年10月28日・29日の2日間、JA西日本営農技術センター(東広島市河内町入野)で「JAグループ 担い手アグリサミット」を開きました。今年で5回目となる同取り組みは、中国四国地方の担い手農業者に対して、農業の最新技術や情報を発信し、担い手の経営に役立てていただくことが目的。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場を600人程度に限定しました。

 

会場では、ほうれんそうの機械化一貫体系、ドローンのデモフライト、ラジコン草刈機など農作業の省力化につながる実演会や、ウンカ対策、スマート農業、共同購入トラクターなどに関するセミナーが行われました。さらには、肥料農薬技術や土壌診断、和牛TMRなどに関する展示ブースも設けられ、それぞれ多くの担い手農業者が訪れ、関心の高さがうかがえました。

 

広島市安佐北区で来年就農し、小松菜を生産予定だという、坂本裕氏さん(35)は「実演を見ることができてありがたい。ほうれんそうの収穫機は省力化につながると感じ、将来的には導入も検討したい。」と話しました。

 

全農ひろしま営農資材部の原田耕司部長は「担い手の方々からもこの取り組みは高く評価いただいている。引き続き、農家所得の向上に貢献できるよう、新たな情報発信につとめたい。」と力を込めます。

 


▲ほうれんそう収穫機の実演の様子