「JAグループ 担い手アグリサミット」を開催しました。
2021年11月02日
JA全農(中四国営農資材事業所、広島県本部)は2021年10月27日・28日の2日間、JA西日本営農技術センター(東広島市河内町入野)で「JAグループ 担い手アグリサミット」を開きました。2016年にスタートし、6回目の開催。中国四国地方の担い手農業者に対して、生産・販売・農業経営の取り組み事例や労働力軽減、省力化につながる最新技術や情報を発信し、2日間で約1000人が来場しました。
今年は「SDGs&農家手取り最大化」をメインテーマとして、持続可能な農業や地域社会づくりに向けた事業展開を意識し開催されました。
土壌診断結果をもとにした水稲の収量向上対策、水田の雑草対策や病害虫の発生状況などのセミナーではブース外まで来場者があふれ、関心の高さがうかがわれました。
実演会では、枝豆の収穫、選別、収納までが一貫して行える機械化体系の実演、播種機をセットしたトラクタで代かき同時播種作業を行う「水稲の無コーティング種子の直播」の実演、最新ドローンのデモフライト等を行いました。
実演を見た、安芸高田市でアスパラガスを生産する川本純弘さん(44)は「新聞やニュースだけでしか見たことがなかったので見られてよかった。実物を見ると高い技術だと改めて感じた」と話しました。
全農ひろしまの水永祐治県本部長は「「食と農を基軸として地域に根差した協同組合」として、「SDGs」はふさわしいテーマ。様々な技術・情報を紹介し、生産者の疑問や課題の解決に役立ててもらいたい」と力を込めます。
▲馬鈴薯収穫機の実演の様子(東広島市で)