令和3年産米「契約栽培米多収コンテスト」の表彰式を開催しました
2022年04月12日
JA全農ひろしまは4月7日、広島市で2021年産米「契約栽培米多収コンテスト」の表彰式を開きました。10アールあたりの収穫量が最も多い「単位収量の部」の最優秀賞にJA三次管内の中田雄久さん、地域の平均単収(21年産)と比べて増収が大きい「地域平均単収から増収の部」の最優秀賞にJA三次管内の吉平登さんが輝きました。
コンテストは、全農ひろしまが提案する多収性品種で、業務用需要向け契約栽培に取り組む生産者を対象に、多収となる栽培技術の向上と優良栽培事例の水平展開を目的に実施。「単位収量の部」「地域平均単収から増収の部」の2部門で表彰します。
中田さんは「あきだわら」の収量が852.6キロ、吉平さんの「あきだわら」は地域の平均単収より284.1キロ増でした。吉平さんは「アドバイスをもらいながら、楽しんで作った。『おいしい』と喜んでもらえるのが生きがい。今後も1年1年頑張りたい」と語ってくださいました。
全農ひろしま米穀部の池田道晴部長は「JAや関係機関と連携しながら、多収実現のための品種の選定、栽培技術面の支援や、種子の安定供給体制構築などの取り組みをすすめる」と話しました。
その他の入賞者は次の通りです。
▽地域平均単収から増収の部・優秀賞=福原秀明さん(JA三次、「あきだわら」、地域平均単収差215.4キロ増)、角一吉彦さん(同、「さとのつき」、地域平均単収差192.4キロ増)、迫田静記さん(同、「あきだわら」、地域平均単収差183キロ増)
▲「地域平均単収から増収の部」最優秀賞の吉平登さん(前列中央)、 優秀賞の角一吉彦さん(前列左)、JAの代理出席者(前列右)(広島市で)