鹿児島全共の広島県代表牛が決定
2022年07月22日
広島県やJA全農ひろしまなどでつくる全国和牛能力共進会広島県対策協議会は、第12回全国和牛能力共進会(全共)に向けた最終選抜会を開催しました。12日(火)に三次市の三次家畜市場で代表牛14頭を選抜。選抜された14頭は、10月に鹿児島県で開催される、第12回鹿児島全共に出場します。
同日の選抜会では、個体審査や比較審査を行い、発育状態や資質、体系のバランスなどを確認。4月下旬に行われた、立会調査選抜会を通過した33頭に対し調査を実施しました。
審査した公益社団法人全国和牛登録協会の穴田勝人専務は「大事なことは全共終了後、広島に何が残ったかが大事。広島の系統再構築の流れを汲んだ立烏帽子の出品を柱にし、全国に広島の血統再構築の進度を示してほしい」と評しました。
4区および6区の代表牛に選抜された神石郡神石高原町の下崎善章さん(48)は「初出品で代表になるとは思っておらずプレッシャーを感じている。全共に向けて、県代表として恥ずかしくないよう飼育し、最後まで全力でやり切りたい」と意気込みを語りました。
今後、鹿児島全共に向け講評で指摘された課題改善に取り組みます。また、出品者は8、9月に同市場で集合調教訓練を実施し、調教技術を身に付けます。
▲調査の様子
▲代表牛に選抜された生産者