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耕畜連携・資源循環型農業を未来へ 広島大学公開シンポジウム

2022年07月26日

JA全農ひろしまは23日、広島大学生物生産学部が開いたシンポジウムに講師として参加しました。シンポジウムは「大きく変わる広島圏フードシステム-安全・安心な食の提供を目指す農業生産の現場から-」と題し、広島大学で一般市民や広島大学学生を対象に対面およびオンラインで行われました。

シンポジウムでは、安全・安心な食の提供をめざす農業生産現場の変化に焦点をあて、広島圏フードシステムの発展を議論。県の農業生産現場におけるGAP(生産工程管理)の事例や、消費者の需要にこたえる農業者の生産販売活動支援の取り組み等が紹介されました。

全農ひろしまは、広島営農技術センターの片島恒治センター長が「耕畜連携・循環型農業の取り組み」と題した講演を実施した。講演を通じて、全農ひろしまが取り組む耕畜連携・資源循環ブランド「3-R(さんあーる)」について説明し、耕畜連携・資源循環の考え方や価値、取り組み事例を紹介しました。

シンポジウムを開催した、広島大学 大学院統合生命科学研究科の山尾政博名誉教授は「広島県は安全・安心で質の高い食品の生産、流通加工、販売をめざす取り組みが盛んになっている。学生にはそれぞれを単体として考えるのではなく、一連の流れで考えてほしい」と語りました。

全農ひろしまは、引き続き持続可能な農業や、農林水産省が定めた「みどりの食料システム戦略」の実現に向け、耕畜連携・資源循環の取り組みを進めていきます。

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学生の前で講義する全農ひろしま片島センター長