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最新技術紹介 未来の農業へつなぐ JAグループ担い手アグリサミット開催!

2022年11月07日

 JA全農ひろしまは、10月26、27日の両日、東広島市にある広島営農技術センターで「JAグループ担い手アグリサミット」を開催しました。今年度は「食と農を未来につなぐ」をメインテーマに掲げ、中四国地方の担い手やJA、行政機関、未来の担い手となる広島県内の農業高校・農業技術大学校の学生を中心に、2日間で約1100人が来場。「農業者の所得増大」に向けた生産・販売・消費に関する取り組みの事例紹介や、農業ICT、最新の農業機械など「農業生産性の向上」の提案を行いました。

 来場者の注目を集めた実演会では、代掻きと播種(はしゅ)を同時に行える無コーティング直播や、離れた場所から操作できるラジコン草刈り機、ドローンによる防除などの省力化につながる技術を披露しました。展示は5つのテーマに分類し、合計37ブースを設置。ICT機器に実際に触れて体感したり、鶏ふん堆肥の活用について担当者に相談したりと、リアルイベントの強みを生かした情報発信を行いました。実演会、各種セミナー、ブース紹介の動画は全農ひろしまのホームページで後日公開いたします。

 三次市で水稲や大豆などを生産する福田憲二さんは「最新技術を丁寧に教えてもらい、多く情報を知ることができた。今後の営農に活かしていきたい」と話してくださいました。西条農業高校2年の福原華さんは「ICT機器の性能に驚いた。実際に使ってみたい」と満足した表情でした。

全農ひろしま営農資材部の豊田勝司部長は「今後も生産者の声に耳を傾け、所得向上につながる情報や技術を積極的に提案していく」と意気込みました。

△実演会場で農機の説明を受ける生産者の内容を表示

△実演会場で農機の説明を受ける生産者

△ブースで農薬の説明をする職員の内容を表示

△ブースで農薬の説明をする職員