カット野菜の製造、販売を行う株式会社Ｔ＆Ｅ（呉市）は１０月５日、広島県内のマックスバリュ西日本株式会社の店舗で、耕畜連携・資源循環ブランド「３－Ｒ」商品「広島県産　循環野菜　きざみねぎ」の販売を始めました。同商品の原料となる青ねぎは、広島県産の畜産たい肥を使った土耕栽培で、土壌診断などにより余剰の肥料を使用せず環境に配慮して生産されており、「３－Ｒ」に認定されています。　
　「３－Ｒ」は、「地産地消」に「耕畜連携」「環境保全」を加えた新たな価値領域の確立による持続可能な農業を目指し、２０１９年に全農ひろしまが立ちあげたブランド。これまでに１３品目の商品を発売しているが、カット野菜の販売は初となります。
　青ねぎの生産者代表の中谷道宣さんは「３－Ｒの周知を図るとともに、様々な青果物で展開が広がるように頑張っていきたい」と語りました。
　マックスバリュ西日本株式会社商品本部野菜担当の村上真史さんは「環境保全は消費者の購買理由の一つとして増えてきている。店舗としてもＳＤＧｓの取り組みとして応援したい」と期待を込めて話しました。