3-R野菜の苗植え体験会を開催しました!
2024年07月31日
JA全農ひろしまは7月20日(土)、JA尾道市のええじゃん尾道に20人の親子を招き、3-R野菜の苗植え体験会を開催しました。
今年度の3-R体験会は、例年行っている5月の田植え、9月の稲刈りに加え、今年度初めて野菜の苗植え体験会をカリキュラムに追加しました。実際に農業に触れながら資源循環型農業の大切さや、農地の維持が環境保全につながることを学んでもらうことを目的としています。
当日は3-R野菜のキュウリの苗をプランターに定植。定植した苗は3-R推奨堆肥の「完熟こだわり健肥」を使い、耕畜連携・資源循環ブランド「3-R」の要件を満たす栽培方法を実践しています。参加者は土や畜産たい肥に触れながら丁寧に定植し、「綺麗に植えることができた」「楽しかった」と笑顔を見せました。
さらに、参加者はええじゃん尾道の店舗を視察。視察した参加者からは「それぞれの野菜や果物の旬が分かった。サクランボは夏と書いてあったので待ち遠しい」と旬の食材を心待ちにする様子が見られました。
体験会を終えてJA尾道市産直センターの吉原徹センター長は「JA尾道市でも3-Rの取り組みを進めているが、今回のような消費者向けの体験会を通して3-Rへの理解をより深めてもらい、3-R商品を選ぶことが環境保全に繋がるということをもっと多くの方に知っていただきたい」と期待を込めました。
次回の3-R体験会は9月に稲刈り体験会を行い、5月に植えた循環米「せらにしあきさかり」を収穫してもらう予定です。
▶畜産たい肥を入れる様子 ▶苗植えの様子