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三次CBSが農場HACCP取得しました

2024年10月28日

 広島県本部の直営農場「三次CBS」(キャトルブリーティングステーション)が農場HACCPを取得しました。農場HACCPは、畜産生産の各工程で危害要因を防止する管理ポイントを設定し、継続的に監視・記録を行うことで、農場段階で危害要因を製品の危害汚染をコントロールする手法のことです。

 畜産物の安全性の確保及び生産性の向上を図るため、農場HACCPの取得に約3年かけて取り組み、当県本部の直営農場「高宮実験牧場」に続いて2つ目の農場HACCP取得となりました。

 哺育牛と育成牛のそれぞれの工程を、素牛の導入から出荷までの一連を文書化し、食品の製造・加工において清潔で衛生的な環境の確保のため、整備すべき要件の構築を行いました。また、農場内の整理整頓や防疫対策などの衛生対策を行い、職員への農場の衛生管理や同手法の知識を深めるための教育・訓練を徹底。安全・安心な素牛づくりを行うための一般的衛生管理プログラムに準じた衛生対策を行うなど牧場環境整備に努めました。

同農場の林眞寿美場長は「生後2週間から9カ月の牛の衛生環境、飼育環境を整えることでストレスを与えないアニマルウェルフェア対応の出来る農場を目指す」と話しました。