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地元の食材等を動画で学ぶ 広げよう「ひろしま給食」

2024年01月25日

 広島県教育委員会は、2021年度から児童・生徒向け食育教材の動画制作に取り組んでいる。2023年度は青ネギの生産者などへのインタビュー動画と、「ひろしま給食」100万食統一メニューのレシピ動画を作成。24日に同委員会のホームページで公開を始めた。

 「ひろしま給食推進プロジェクト」は県内のPTA団体、企業、JA全農ひろしま、JA広島中央会などが協賛する。本年度は青ネギ、大豆、ほうれん草、レモン、牛乳の5品目のいずれかを使った「ひろしま給食」100万食メニューの公募や協賛企業・団体による出前講座に加え、本県の郷土料理の一つであるお好み焼きや、青ネギを知ってもらうための動画を作成した。動画ではお好み焼きの歴史の紹介や耕畜連携・資源循環ブランド3-Rの生産者でもある中谷道宣さんが青ネギの栽培の特徴や工夫、美味しい食べ方などを紹介している。

 中谷さんは「畜産堆肥を使い土づくりにこだわりを持ち青ネギを栽培している。お好み焼きやみそ汁など色々な食べ方があるのでぜひ食べてもらいたい」と話した。

 動画は9分程度で、県内の学校の授業や給食の時間などで活用される予定だ。同委員会指導主事の森川のどかさんは「動画をwebで普及・展開することで、学校での食に関する指導に活用してもらいたい。また、家庭でも、広島県の食文化や食材について話題にしてもらいたい」と話す。

広島県教育委員会 ひろしま給食推進プロジェクト ホームページhttps://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kyouiku/juten-kyusyokusuisin.html

中谷さんが栽培された青ネギの内容を表示
中谷さんが栽培された青ネギ
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▷取材に答える中谷さん