耕畜連携・資源循環ブランド3-R カット野菜「広島県産循環野菜サラダ こまつな」の販売開始
2024年04月01日
カット野菜の製造、販売を手がけるT&E(呉市)は3月17日、県内のマックスバリュやマルナカの店舗で、耕畜連携・資源循環ブランド「3-R」商品の「広島県産 循環野菜 サラダこまつな」の販売を始めました。同原料の小松菜はJA全農ひろしまが供給しています。
全農ひろしまは、JA広島市やキューピー株式会社と連携し、広島市近郊で栽培が盛んな小松菜の新たな食べ方として「サラダ」としての食べ方を提案し、消費拡大を目指しています。同ブランドのカット野菜の販売は、「きざみねぎ」に続いて第二弾。
原料の小松菜は、県産の畜産堆肥を使った土耕栽培で、土壌診断などで余剰の肥料を使用せずに環境に配慮して生産しているため、「3-R」に認定されています。「3-R」は耕畜連携による資源循環型農業で生産された農畜産物や加工品のブランド。
同原料の代表生産者福田卓己さんと與迫隆さんは、「畜産堆肥を使用することで良い野菜ができる。小松菜は栄養価も高いので多くの人に食べてもらいたい」と展望を語ってくださいました。
マックスバリュの村上真史さんは「生でも美味しく食べられる『サラダこまつな』の販売を通じて、SDGsの取り組みに繋がる「3-R」の取り組みや小松菜の美味しさを消費者に伝えていきたい」と話しました。
「サラダこまつな」を持つ㊧與迫さん、㊨福田さん