広島系統牛保存センターで広島県学校農業クラブ連盟の家畜審査協議会(肉牛の部)が開催されました
2025年06月09日
広島県学校農業クラブ連盟は、JA全農ひろしまの広島系統牛保存センターで家畜審査協議会(肉牛の部)を開催しました。
広島県立油木高等学校、広島県立西条農業高等学校、広島県立庄原実業高等学校の24人が肉牛の審査技術を競い合いました。
審査の結果、優秀賞には7人が選出され、最優秀賞は庄原実業高校2年生の髙須友美さんが受賞されました。
大会は、授業での学習やクラブ活動を通じて得た審査技術の成果を競い、互いに高め合うことで、専門的な能力を養うことが目的です。
生徒は、同センターで飼育している成牛、雌子牛、各4頭の体に実際に手を当てて毛の質や密度、皮膚のゆとりを確かめるとともに、少し離れた位置から全体の姿勢や体形のバランスをじっくりと見極めながら、慎重に審査を進めました。
審査後、全農ひろしまの河口唯也さんから審査の際に注目すべきポイントや、手順について丁寧に解説しました。生徒らは、専門的な視点を交えた説明に熱心に耳を傾け、牛の良し悪しを見極める審査技術について理解を深めました。
最優秀賞を受賞した髙須さんは「普段の勉強の成果を活かすことができました。将来は畜産関係の仕事に就きたい」と話しました。
▶牛の体に手を当て審査をする生徒
▶最優秀賞を受賞した庄原実業高校2年髙須友美さん
▶参加生徒らの集合写真