山梨県のＪＡ鳴沢村は２月８日、鳴沢村総合センターで「野菜冬期講座」を開きました。

山梨県本部職員が講師として参加し、会場には生産者約７０人が出席しました。

　 この講座は、生産者の新たな技術の情報共有や知識の習得などを目的に毎年開かれており、今年で４０回目を迎えました。

当日は山梨県本部の営農部門から、ＪＡ鳴沢村の主要農産物となっているキャベツの防除効果試験や品種選抜試験の結果、

正しく効果的な農薬の使用方法などを説明しました。

　 また直販事業部門から「近年の直売所情勢について」、購買部門からは「肥料の銘柄集約」等について説明しました。

このほか県病害虫防除所、肥料・農薬メーカーや流通関係者など多数の講師を迎え、多岐にわたり説明しました。

参加した生産者らは、来年度の収穫に向けて熱心にメモを取っていました。

　 山梨県本部は、この講座を通じて生産者に的確な防除と安全・安心な農作物の生産のための情報発信を行い、

地域農業の活性化に繋げるようＪＡと協力していきます。