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「田んぼの生きもの調査」を開きました!

2018年07月19日

山梨県本部は7月14日、北杜市須玉町穴平区内で「田んぼの生きもの調査」を開きました。

この活動は全農が主要な環境SR(社会的責任)と位置付け、平成18年度から全国各地で取り組んでいるイベントで、田んぼの生きものと直接触れ合う体験を通じて、国土保全や生きものとの共生をより深く理解し、日本のお米を食べることの意味を学ぶことを目的に開催しています。

参加者は、山梨県本部が運営する農産物直売所「たべるJA(じゃ)んやまなし」を利用いただいている一般消費者・県内の小学生を対象に募集し、約30人の親子に参加いただきました。

イベント当日は天候にも恵まれ、事務局から「田んぼの生きもの調査」活動についての説明、㈱全農ビジネスサポート中川護講師より調査方法の説明、田主の松林修氏からはお米の種類などの説明を行いました。

子どもたちは、いざ、水のはった田んぼに裸足で入ると躊躇しながらも歓声をあげて入り、泥の感触を楽しんでいました。親も子も歩くのに苦戦しながらも水面に顔を近づけて目を凝らし、夢中で生きものを探しまわり、色々な種類の生きものが調味料入れ(※生きもの調査にかかせない用具、片手で開閉でき生きものの採取に便利)いっぱいになりました。

田んぼから上がり、各自が採取した生きものを白いバットに入れ、全員で図鑑を使ってどんな生きものが捕れたか確認し合いました。

子供たちはバットの中を覗き込みながら中川講師に「これはなんという生きものですか?」と質問する子供や「こんなの捕まえたんだ」、「この生きものはこれかなぁ」と親子で相談しながら図鑑と照らし合せながら調べていました。

生きもの調査後は、捕った生きものを田んぼに放すのがこの調査のルールになっているため、子供たちは名残惜しそうに田んぼに放ちました。

調査が終了し、講師とともにどんな生きものがいたか参加者全員でまとめ、閉会となりました。

田主の松林氏からお米の種類などの説明の内容を表示

田主の松林氏からお米の種類などの説明

親子で協力して採取の内容を表示

親子で協力して採取

どんな生きものが採れたか図鑑で確認の内容を表示

どんな生きものが採れたか図鑑で確認

田んぼに、どんな生きものがいたか、参加者全員でまとめをしましたの内容を表示

田んぼに、どんな生きものがいたか、参加者全員でまとめをしました