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農業機械・自動車大展示会を開催しました!

2019年03月15日

山梨県本部は2月下旬、天候に恵まれる中、甲斐市・(学)日本航空学園構内で県内JA、農協農機技術指導員協議会と連携し「第43回JAグループ山梨農業機械・自動車大展示会」を開き、総額3億円を上回る契約が結ばれました。展示会は、農家組合員のニーズに対応した農業機械を「見て」、「さわって」体感していただくとともに、営農と生活に密着している軽トラック等の自動車、生活日用品雑貨、農業資材などを同時に展示することで総合的な営農生活事業に寄与することを目的としています。

今年も広大な滑走路を利用した展示会場には、まず来場者の目に止まるよう入り口にJAグループ山梨が薦めるJA独自型式や全農共同購入低価格農機などの展示コーナーを、昨年に引き続き設け、会場内には約110社のメーカーの新型農機、資材が所狭しと並びました。

各メーカーのコーナーでは、来場者が目当てとする農機に体感しようと立ち寄ると、担当者がすかさずレクチャーするなど、デモンストレーションを行いながら、親切・丁寧に説明し、熱心に聴き入る来場者の姿があちらこちらで見受けられました。

会場は農機の展示だけでなく、山梨県の主産である果樹農業の生産基盤の維持・拡大を目的とした「新甲州式果樹棚」を、昨年に引き続き今年も会場内に展示しました。仕様の変更でさまざまな果樹栽培に対応できる点、従来の果樹棚との構造の違いや特徴などをメーカーが説明しながら紹介しました。

営農支援企画として、中古農機を購入者の希望価格で落札する人気のコーナー「入札コーナー」や「肥料農薬相談コーナー」「施設園芸相談コーナー」「農機使用安全対策コーナー」等さまざまなブースを設け、農家組合員の相談に即座に対応しました。

生活応援企画は、一般の来場者向けに昨年から広く設け、家屋のリフォーム相談やガス器具の実物展示では、使用方法等分かりやすくセッティングしました。一番身近な農業資材・生活日用品の販売コーナーは、大勢の来場者でにぎわい、実際に商品を手に取り、使い勝手を確かめる来場者でにぎわいました。

このほか毎年恒例となっている「甲州牛」の試食販売や青果物の即売会は買い物を楽しむ女性客でにぎわいました。こちらも恒例となった山梨県農畜産物販売強化対策協議会による県産食材を使用した「もつ煮のチャリティー」や「甘酒の無料配布」、子どもたちにも展示会を楽しんでもらえるよう「スタンプラリー」を実施し、今年も老若男女大勢のご参加をいただきました。

山梨県本部は、この展示会を通じて、県内農業やJAグループの活動事業を知っていただくとともに山梨県の農業を一層活気づけるイベントとして、継続して取り組んでいきます。

JAグループ山梨推奨型式農機の外観を確認する来場者の内容を表示

JAグループ山梨推奨型式農機の外観を確認する来場者

実演の説明に聴き入る来場者の内容を表示

実演の説明に聴き入る来場者

メーカー担当者より耕運機のレクチャーを受ける家族の内容を表示

メーカー担当者より耕運機のレクチャーを受ける家族

青空の下、「新甲州式果樹棚」の説明を受ける来場者の内容を表示

青空の下、「新甲州式果樹棚」の説明を受ける来場者