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山梨県本部 「農福連携」 活動として、福祉施設 「たんぽぽ」 と連携

2019年06月26日

山梨県本部は「農福連携」活動の一環として、甲府市・障害福祉サービス多機能型事業所「たんぽぽ」に、贈答用果実の繁忙期となる6月24日から贈答用の箱折り作業を業務委託しました。

「農福連携」は、障害のある方が農業に取り組んだり、農業者と連携して農作業に取り組む活動で、JA全農は平成30年11月、「農福連携プロジェクト」を立ち上げ、同プロジェクト内に作業部会として「SR・障がい者雇用・農泊部会」、「地域労働力確保部会」を組成しています。

山梨県でも、平成28年度から2年間、障害支援施設で働く障害のある方が施設から圃場等に出ての農作業を実施するなど、多くの成果が確認されており、この成果を踏まえ、平成30年4月に「山梨県農福連携推進センター」が設置されました。センターでは、施設と農業者との作業受委託のマッチングや新たに農業に取り組もうとする施設への支援、農福連携に関心を持つ団体などとも連携し、さまざまな情報発信・提供するなど、本県の農福連携の更なる推進に取り組んでいます。

これに伴い山梨県本部は、山梨県農政部農村振興課、山梨県農福連携推進センターにご協力いただき「たんぽぽ」に業務委託するかたちとなりました。

作業初日は、施設に組み立て前の段ボールを山梨県本部の職員が運び入れ、3人の障害者が、施設職員の指導を受けながら、真剣な面持ちで作業に取り組んでいました。作業期間は3ヶ月間となっており、3種類の化粧箱を5~6千枚作成してもらう予定です。

「たんぽぽ」は昭和61年に活動開始。平成29年社会福祉法人たんぽぽ康洋会設立、同年指定障害者福祉サービス多機能型事業所に指定。

代表の板山俊介理事長は「今回このようなお話しをいただき大変ありがたく思っています、作業を通して、障害者が働く自信を持てたり、施設が社会参加しているアピールにも繋げたい」と話しました。

1人が1個づつ作成しますの内容を表示

1人が1個づつ作成します

職員が折り方をていねいに説明しながら作業の内容を表示

職員が折り方をていねいに説明しながら作業

職員が一緒になって組み立てていきますの内容を表示

職員が一緒になって組み立てていきます

代表の板山理事長の内容を表示

代表の板山理事長