県下統一「山梨県シャインマスカット品評会(遅場の部)」を開催
山梨県本部は21日、甲府市のJA会館で県下統一「山梨県シャインマスカット品評会(遅場の部)」を開き、県内3JAの遅場産地から14点の「シャインマスカット」が出品されました。
8月下旬に開いた早場の部と同様、審査員は山梨県農政部、山梨県果樹試験場、東京青果(株)と山梨県本部が務めました。1次審査で着粒数と平均糖度を測定。2次審査で房形、粒はり、果皮色などを確認し、試食で食感や香り、食味を評価しました。
審査の結果、最優秀賞には、JAフルーツ山梨の清水信義さんが選ばれました。


審査委員長を務めた梶原本部長は「どれも秀逸な一品。大玉で房型もよく、糖度も高いものばかりだった。品評会を契機に高品質なシャインマスカットの生産に向けて、関係機関、生産者が一体となり、山梨県産シャインマスカットの価値を高めていきたい」と講評しました。
出品されたシャインマスカットは22日、東京都中央卸売市場大田市場の東京青果(株)でせりにかけられ、最優秀賞を受賞した3房入り化粧箱は、35万円で落札されました。

