「シャインマスカット品評会(早場・遅場)」を開催しました!
山梨県本部は甲府市のベルクラシック甲府で8月28日に早場、9月18日に遅場の「山梨県シャインマスカット品評会」を開きました。
品評会は、他県産をリードする産地づくりと高品質の追求、県産シャインマスカットの生産者間の品質を競うことで生産意欲の高揚、県内産地のレベルを高めることが目的です。
県内4JAの早場産地から12点、遅場産地では14点のシャインマスカットが出品されました。審査の結果、早場の部では最優秀賞にJAフルーツ山梨の岩下延生さん、遅場の部ではJAフルーツ山梨の星野秀仁さんが選ばれました。
早場の品評会審査は、山梨県農政部、山梨県果樹試験場、東京青果(株)とJA全農やまなしの5名が審査員を務め、遅場の部では東京青果(株)にかわり、大阪中央青果(株)が審査を行い房型と粒列、粒ぞろい、粒張り、果皮色を確認した後、試食で食感、香り、食味を評価しました。
果樹試験場の塩谷諭史リーダーは「今年は非常に暑い日が続いたことに加え雨も少ない厳しい環境であったため生産者は苦労したと思う。しかし、出品されたシャインマスカットはどれも甘く香りも良く素晴らしい出来栄えであった。品評会を機に高品質なシャインマスカット生産に向けて、関係機関が一致団結し、生産者と共に県産の価値を高めていきたい。」と講評しました。
また、全農やまなし運営委員会の小池一夫会長からは「厳しい気象条件の中でも素晴らしいシャインマスカットが出品されている。糖度が高く、食味もよく、品質の高いものがそろっており、自信を持って販売することができる。子供から大人まで多くの方においしいシャインマスカットを味わっていただきたい。」と話しがありました。
早場の部では、品評会翌日、東京都中央卸売市場大田市場の東京青果(株)でセリにかけられ、最優秀賞のシャインマスカット3房入り化粧箱は30万円の値が付きました。遅場の部では、品評会翌日、大阪市中央卸売市場本場の大阪中央青果(株)でセリにかけられ、最優秀賞のシャインマスカット3房入り化粧箱は30万円の値が付きました。

早場の部での審査の様子と最優秀賞シャインマスカット
