えひめの食

たまねぎ

特長1

一年中食べられる万能野菜

特長2

独特の香り

特長3

和洋中と大活躍

品種特性

〇 たまねぎは茎の根元がふくらんで大きくなった鱗茎。これは茎のまわりに養分を蓄えて厚くなった葉が重なって球状になったものです。

〇 一般的なのは、黄たまねぎ。白たまねぎや赤(紫)たまねぎ、小たまねぎ(ペコロス)、葉たまねぎ、エシャロットなどがあります。

〇 たまねぎは長期保存が可能な野菜です。これは、休眠現象といわれる呼吸をとめて眠った状態になるため。この現象を利用し、冷蔵庫での貯蔵を組み合わせることによって1年間流通しています。

〇 水分が多く香りが強い新たまねぎは4月くらいから出回りますが、これは、乾燥させずにすぐ出荷されたもので、生食がおすすめです。

〇 生や煮物、焼き物や揚げ物などさまざまな調理法に活躍し、和食・洋食・中華料理といずれの料理にも使われています。

来歴

たまねぎは古代エジプトやメソポタミアで栽培されていたといわれています。日本には江戸時代に入ってきましたが、明治時代に北海道にアメリカから導入された品種が栽培され、定着しました。

選び方

〇 しっかりと首がしまっており、頭を押しても凹まないもの。

〇 ずっしりと重みがあるもの。

〇 皮に傷がなく、乾いていてツヤがあるもの。

保存方法・加工法

ネットなどに入れて涼しく風通しのいい場所に吊るして保存するのが最適。切って使いかけの物はラップで切り口を覆い、冷蔵庫で保存します。
あめ色になるまで炒めたたまねぎは、使う分だけ小分けにしてラップで密封してから冷凍庫で保存すると、お料理に手軽に使えて便利です。