甘くて、繊維分が多く、ほっこりした味が好まれ、デザートや惣菜に使われます。茨城県内では県北部や鹿行地区で多く生産されており、ほしいも専用のいもも作られています。
うまみと栄養価が高い代表的な緑黄色野菜のほうれん草。時間の経過とともにビタミンなど栄養素が失われるため早めに食べきることが大切です。
日本特産で、京都に古くから栽培した漬菜。若採りがメインで非常に柔らかいためサラダに向いています。くせが無く、シャキシャキとした食感が特徴です。
和洋中、どの料理にも使いやすいキャベツは、季節に合った品種が開発され、周年提供されています。キャベツにもっとも多く含まれ胃腸薬の成分となっているビタミンU(アミノ酸の一種、別名きゃべジン)は特に春キャベツの中心に近い、黄色い葉に多く含まれているとされています。
世界では加熱調理も一般的なレタス。シャキっとしており、何にでも合わせやすい万能野菜の代表格です。サニーレタスは日持ちがよく、野菜室にいれておけば1週間くらいは美味しくいただけます。
ビタミンA、Cが多く含まれ、カロチンも豊富。今では大部分の品種がくせのない味に改良され、食べやすくなっています。サラダや料理の彩りなど使用範囲が広がっています。
ブロッコリーはキャベツの仲間で、地中海沿岸が原産。新鮮なブロッコリーの選び方は、緑色が濃く鮮やかなもので、小さいつぼみが隙間なくぎっしり詰まり、丸くかたく盛り上がったものを選びましょう。
生野菜サラダや、肉などと炒めたり、鍋野菜として煮込み料理などにも使われるレタス。流通当初は、洗浄野菜ということで、洗わなくても食べられる野菜として売り出され、爆発的な人気を呼びました。茨城県は全国でも生産量第二位を誇る一大生産地となっています。
各地に根付いた地方品種が多く存在し、日本における品種数は世界で最も多いと言われています。部位によって甘みと辛みが違うため、使い分けをするといいでしょう。熱に弱いため生食がおすすめです。
ねぎは、日本古来よりあったとされ、現在まで日本人の食卓に欠かせない野菜です。臭み消し、体を温めるなどの効果もあり、特に冬には鍋物などに使われることから需要も多くなります。
霜にあたると繊維が柔らかくなり、風味も増しておいしくなります。外葉が大きくしっかりと巻いているもの、白い部分にみずみずしさとつやがあり、緑の部分に黄ばみがないものが良いでしょう。大根と並んでビタミンCが多く、成分はキャベツと似ています。