ブロッコリー 季節の野菜・果物など

ブロッコリー

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ブロッコリーはキャベツの仲間で、地中海沿岸が原産とされ、ローマ時代から日常的に食べていたといわれています。栽培が盛んになったのは15~16世紀頃で、イタリアからヨーロッパに普及したのは17世紀頃、19世紀になってからアメリカに伝わりました。

日本へは明治時代になってカリフラワーと共に入ってきましたが、当時はあまり普及せず第二次大戦後になって栽培が本格化し、1980年代に急速に普及しました。
美味しい旬の時期は11月頃から3月頃です。アメリカなどからも輸入されており、国内でも収穫時期をずらしながら各地で栽培されているので通年安定して流通しています。

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ブロッコリーは小さな花のつぼみが集まった「花蕾(からい)」という、花茎の部分を食べます。そのため収穫をしないでいると、黄色い花が、たくさん咲きます。
ブロッコリーの花には「小さな幸せ」という花言葉があり、結婚式で新郎が独身男性たちに向かってトスし、無事にブロッコリーをキャッチできた人が次の花婿となるというブロッコリートスというジンクスもあります。

ブロッコリーを調理する際はつぼみの部分を加熱し過ぎないようにします。茹でるときは茎の部分を下側にして、お湯が沸騰した蒸気でつぼみの部分が過熱されるので、つぼみがお湯に浸からないようにするとよいでしょう。

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新鮮なブロッコリーの選び方は、緑色が濃く鮮やかなもので、小さいつぼみが隙間なくぎっしり詰まり、丸くかたく盛り上がったものを選びましょう。
茹でた後は、なるべく早く食べるようにします。保存する時は固めにゆでて冷凍するとよいでしょう。

主な産地

選び方

  • 花の蕾部分が小さくしまっているもの。
  • こんもりと盛り上がり密集しているもの。
  • 緑の濃いもの。

保存方法

  • できるだけ早くゆでて食べる。すぐにゆでられない場合は、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てた状態で保存。
  • 冷凍する場合には小房に分けて硬めに茹でて保存。

旬の食材百科より一部抜粋
野菜情報サイト野菜ナビより一部抜粋
つくおきより一部抜粋
結婚ラジオより一部抜粋