青パパイヤ

沖縄や東南アジア各国では、パパイヤの果実が熟す前の青い時に収穫し、野菜として楽しみます。この未完熟のパパイヤが、「青パパイヤ」と呼ばれています。
タンパク質分解酵素の「パパイン」は未熟果である青パパイヤに多く含まれ、完熟の果実にはあまり含まれていません。この酵素がお肉をやわらかくしたり消化の働きを助ける作用があると言われています。
豊富な酵素や多彩な栄養成分、シャキシャキとした歯ごたえや香りも青パパイヤの魅力の一つです。

青パパイヤは流水でよく洗い、ピーラーなどで皮をむきます。縦半分に切り、種がある場合は取り除き千切りにし、水にさらしてアクを抜きます。酵素が強くかぶれることがあるため、皮をむく時はビニール手袋の着用をおすすめします。青パパイヤはサラダ・煮込み料理・炒め物・スープ・煮物など、さまざまな料理に使用できます。