ぶどう 季節の野菜・果物など

ぶどう

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ぶどうはヨーロッパやエジプトで紀元前3000年ごろから栽培されてきたという歴史の深い果物です。品種は数多く白ブドウ系や赤ブドウ系という分類以外にも、アメリカ系やヨーロッパ系、アジア系など品種改良でさまざまな品種が増え、世界には1万種類以上、日本だけでも100種類以上あるといわれています。日本では生食が好まれますが世界ではワイン原料として多く利用されています。近年では、ジベレリン処理された種無しが主流になり人気の品種も移り変わってきています。ぶどうの旬は7月下旬から11月上旬頃で品種を変えて楽しむことができます。

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ぶどうにはポリフェノールが含まれ、枝に近い部分から熟していくので房の上の実ほど甘みが強いです。色が濃く表面に張りがあり白いブルームがついた、枝が緑で実が枝にしっかりとついているぶどうを選んでください。
実に枝を2~3ミリ残して切り落とし、実が乾燥しないように袋に入れ涼しい場所で保管すると長持ちします。水に浸けると傷みが早くなるので、食べる直前に洗います。

冷凍保存も可能で食べる分だけ軽く水洗いをすれば表面だけ溶け、皮が剥きやすくなります。生食では冷やしすぎると甘味が感じにくくなるので食べる間際に冷水に浸けて冷やすのがおすすめです。

主な産地

選び方

  • 色が濃く、表面に張りがありブルームと呼ばれる白く粉をふいたような物ががしっかりと付いているもの。
  • 枝の色が緑で、切り口が新しいもの。

保存方法

  • 房のままの場合は、一房ずつ乾燥しないよう袋などに入れ、野菜庫に入れます。水に浸けると傷みが早くなるので、洗うのは食べる直前にしましょう。
  • 房のままでなくても良いなら、実を一粒一粒枝から切り離し密封袋に入れて野菜庫に入れます。切り離す時に、枝から引きちぎると、実の枝が付いていた部分に穴があき、果汁がにじみ出て傷みを早めてしまうので、実を傷つけないようハサミで枝を2~3ミリ程実側に残して切り落ちしていきます。また、洗うのは食べる直前にします。
  • 冷凍保存する際は一粒ずつ切り離し密封袋に入れて冷凍します。食べる分だけ取り出して水でさっと洗うとシャーベットのように食べられます。

旬の食材百科より一部抜粋
Wikipediaより一部抜粋