いんげん 季節の野菜・果物など

いんげん

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いんげんは南米が原産の野菜で、未熟果を若採りし、さやごと食べる「さやいんげん」と、完熟した豆を食べる「いんげん豆」があります。缶詰や冷凍としても多く出回り、世界中で食べられています。
さやいんげんは"丸さや"と呼ばれるさやが筒状の種類と、"平さや"と呼ばれるさやが平らな種類があり、海外品種では紫色のものや黄色いものなどもあります。日本へは江戸時代に中国の禅僧である隠元よって伝えられたことから、その名が付きました。
施設栽培などで市場には一年を通して流通していますが、6月〜9月が旬の時期です。

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いんげんを調理する際は心地よい歯ざわりを楽しめるように、火を通し過ぎないように注意しましょう。カリウムを多く含んでおり、カリウムは水に溶けやすい性質があるため、スープなどの汁ごといただく料理にすると栄養を逃さず食べることができます。
一昔前までは、さやいんげんには硬い筋がありましたが近年では品種改良が進み、気にならないものがほとんどです。

いんげんはさや全体の緑色が均一で変色がなく、つやがあるものを選びましょう。
乾燥しやすくそのままにしておくとしんなりとしてしまうため、袋や密封容器に入れて冷蔵庫で保存します。さっと塩茹でしてから冷凍しておくと長期保存もできます。

主な産地

選び方

  • 鮮やかな緑色でつやがあるもの
  • 黄色や茶色に変色しているものは避ける
  • 太く大きいものは育ち過ぎで皮が硬くなっていることがあるため、細いものを選ぶ

保存方法

  • 袋や密閉容器に入れ冷蔵庫で保存する
  • さっと塩茹でして冷凍すると長期保存ができる

旬の食材百科より一部抜粋
Wikipediaより一部抜粋
macaroniより一部抜粋
DELISH KITCHENより一部抜粋